August 03, 2004 (Tue)

05autumn_asiato.gif 桃のシャルロット

以前、クリームとチョコの2層のババロアの
シャルロットを作ったことがあったので、
桃のムース(orババロア)とワインゼリーを
これに応用できないかと思っていた。
タイミング良く、さとこの誕生日に
本人からケーキのリクエストがあったので、
その日に合わせて作ってみたら、ものの見事に玉砕。
で、その2日後リベンジを果たした。

レシピのアップが遅れたのは、中に入れるババロアをどうするか迷っていたため。
とりあえず2種類書いておきますので、お好みの方でお試しを。

ところで、別立て法で生地を作る「ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール」は
前にロールケーキpart2で作ったが、今回は「エキュモワール」という、
パティシエの弓田亨さんが考案された、メレンゲの気泡を潰さず
粉を混ぜ込む道具(お玉の一種)を使ったら・・・・。
あら不思議。前より膨らみの豊かなビスキュイが焼けた。
これ、少しお高い(1260円・楽天だと945円で送料別)ですけど、絶対にお奨めです。

【桃のシャルロット】
<材料 18cmセルクル1台分>
《桃のコンポート》

*白桃(Mサイズ) 4個
*グラニュー糖 280g
*水 800cc  
*レモン汁 大さじ1
*リキュール類(私はオレンジキュラソーで) 大さじ1

《シャルロット生地》
*卵黄(Lサイズ) 2個分
*グラニュー糖 30g
*卵白(Lサイズ) 2個分
*グラニュー糖 35g
*薄力粉 75g

《桃のババロア》 ※1※2
A[クレーム・アングレーズを使ったコクのあるババロア]

*桃のコンポート 3個分(2つ割6個)
*粉ゼラチン 15g(水100ccでふやかす) 
*牛乳 250cc 
*グラニュー糖 60g 
*卵黄 2個分
*生クリーム 120g

B[生クリームだけを加えたあっさり味のババロア]
*桃のコンポート 3個分
*ゼラチン 10g(水大さじ4でふやかす)
*生クリーム 160g
 
《ワインゼリー》
*コンポートのシロップ 200cc
*赤ワイン 大さじ1.5
*粉ゼラチン 5g(水大さじ2でふやかす)

《仕上げに》
*桃のコンポート 1個分(2つ割り2個)
*固めに泡立てたホイップクリーム 適宜
*チャービル(あれば) 適宜

《桃のコンポート》
<作り方>
1.桃は、熱湯の中に30秒浸け、冷水に取り、こちらを参照に2つ割りにし、
 種を取り皮を剥く。
 (2)で湯を沸かす間、桃は水に浸けておく。(あく抜き)
charlotte_peche8.jpg
2.平鍋に水とグラニュー糖とレモン汁を入れて火にかけ、
 沸騰したら、桃を並べて10分煮る。(途中、アクが出たらすくい取る。)
 粗熱が取れたら、リキュールを入れ、そのままおいてシロップの味をしみ込ませる。
3.飾り用の桃1個分(2つ割りを2個)を、6、7mmにスライスする。

シャルロット生地》
各材料の分量は少し違いますが、作り方はロールケーキpart2を参考に。

[下準備]
charlotte_peche1.jpg charlotte_peche2.jpg

1.天板にクッキングシートを敷いておく。
  この時、オーブンシートに直接型紙のラインを書けないので、
  写真のように、直径18cmの円(写真左)と、縦9cmx横30cmの長方形(写真右)を
  紙(私はざら半紙)に書いてシートの下に敷いて、生地を絞り出す時の目安にする。
  円の中心に印をつけておく。
2.粉は2、3回ふるっておく。
3.絞り袋に1cmの丸口金をはめて、用意しておく。
4.卵白は冷たく冷やしておく。
5.オーブンの温度を210度に温めておく。

<作り方>
1.卵黄を割りほぐし、グラニュー糖30gを加え、マヨネーズ状になるまで泡立てる。
2.別のボウルに卵白を割りほぐし、卵白が泡だて器に引っ掛からなくなったら、
 力強く泡立て、途中でグラニュー糖を2、3回に分けて加える。
 ツヤがあって、角(つの)が出来るくらい固く泡立てる。

charlotte_peche9.jpg
3.(2)のボウルに(1)を入れ、ゴムベラではなく、写真のようなエキュモワール(上)か、
  フライ返し(下)で、ゆっくり気泡を潰さないように混ぜ合わせる。
  混ぜ方は、鉛筆を持つようにエキュモワールを持ち、
  刃先をボウルの上から垂直におろすような感じで、
  底に刃先を当て、(ボウルを時計に見立てて)12時から6時まで真っ直ぐに
  手前に引いてくる。
  と同時に左手でボウルを時計の針と反対方向に60度ほど回転させる。
  エキュモワールが手前に来たら、ボウルの淵に沿ってこすり上げる。
  手首を返し、ボウルの中央に持ってくる。この動作を繰り返す。
4.まだメレンゲが2/3程しか混ざっていない内に、
 薄力粉を全体に散らす感じで加える。
 (3)の要領で粉を混ぜ合わせていく。
 気泡を潰さないように注意深く。
 絞り袋の中で、絞り出す時にも生地が混ぜられていくので、
 スポンジケーキの時よりも、少し手前で混ぜるのを止める。
 エキュモワールですくってみて、逆さにしても落ちない程度が良い。
5.生地を絞り袋の中に入れる。
 入れる時は、ボウルの生地の外側(ボウルの淵の方)から、
 そっとゴムベラで取っていく。

charlotte_peche3.jpg
6.オーブンシートの上に生地を絞り出す。
 円形に絞り出す時、中心から始めるが、
 口金を3cm位シートから離してゆっくり絞り出していくと上手く絞り出せる。
 直線を絞り出す時は、絞り終わりに、口金をシートの上でトンと当てるようにすると、
 きれいに絞り終わることができる。

charlotte_peche5.jpg
7.(6)に粉砂糖を振る。粉砂糖が生地になじんだら、もう一度たっぷり振り掛け、
  温度を180(ガスオーブン)~190(電子レンジオーブン)度に下げて、12~13分で
  うっすらきつね色が付くまで焼く。焼きあがったらシートごと金網の上で冷ます。
  完全に冷めたら、長方形の方の生地は横半分に切っておく。
  (4.5cmx9cmが2枚と、18cm円形が1枚)

《桃のババロア》
A《クレーム・アングレーズを使ったコクのあるババロア》
<作り方>

1.桃のコンポートを裏ごしにかける。水にゼラチンを振り入れてふやかしておく。
2.鍋に牛乳を入れ、沸騰させる。
3.ボウルに卵黄を入れてほぐし、グラニュー糖を加え白っぽくなるまですり混ぜる。
4.(3)に(2)を少量入れ溶きのばし、ダマが無くなったら、
 残りの牛乳を入れて混ぜる。
5.(4)を鍋に戻して弱火にかけ、木べらで静かに混ぜながら火を入れる。
 82~83度まで煮る。それ以上温度が上がると卵黄が固まってしまうから注意する。
 このクレームアングレーズを漉す。
6.裏ごしした桃のピューレ―の1/4量を湯せんにかけ、
 ゼラチンを加え、溶かす。
 残りのピューレーに戻し入れ混ぜ合わせる。
7.(5)と(6)を合わせ、ボウルの底に氷水を当て、時々ゴムベラで底から混ぜる。
 軽くとろみがつくまで。
8.生クリームを泡立てる。
 泡だて器を持ち上げた時に、軽く形が残る程度まで。
9.(7)に(8)の1/3量を加え混ぜ、(8)のボウルに戻して、
 全体に均一になるように混ぜ合わせる。

B《生クリームだけを加えたあっさり味のババロア》
<作り方>

1.桃のコンポートを裏ごしにかける。
 水にゼラチンを振り入れてふやかしておく。
2.裏ごしした桃のピューレ―の1/4量を湯せんにかけ、
 ゼラチンを加え、溶かす。残りのピューレーに戻し入れ混ぜ合わせる。
 ボウルの底に氷水を当て、時々ゴムベラで底から混ぜる。軽くとろみがつくまで。
3.生クリームを泡立てる。(6分立て位)
 泡だて器を持ち上げた時に、軽く筋が残る程度まで。
4.(2)に(3)の1/3量を加え混ぜ、(3)のボウルに戻して、
 全体に均一になるように混ぜ合わせる。

《ワインゼリー》
※ババロアをシャルロット生地に流し込み、固まってからゼリー液を作る。
1.大さじ2の水にゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。
2.コンポートのシロップを火にかけ、ゼラチンを入れ、
 80度位まで熱し、ゼラチンを溶かす。
 粗熱が取れたら赤ワインを加え、鍋の底に冷水を当て、
 完全に熱を取る。

《仕上げ》
1.平らなお皿か金台紙にセルクルをのせ、
 シャルロットの円形の生地を底が表になるように敷く。
2.桃のババロアを流し込み、冷蔵庫で4時間以上冷やし固める。
  セルクルの上部1.5cmのところまでババロアを流し込む。
  桃のコンポートのスライスを並べる空間を開けておく。※3
3.桃のコンポート1個分をスライスし、
 (2)の上に並べ、ワインゼリー液を流し込み、
 再び冷蔵庫で冷やし固める。

charlotte_peche6.jpg
4.ゼリー液が固まったら、セルクルの周りにぬるま湯を付けた布巾で温め、
セルクルを静かに外す。
5.ババロアのサイドにホイップクリームをパレットで塗り、
 シャルロット生地のサイドの部分を貼り付ける。
 周りをリボンで括って、生地とババロアを落ち着かせるために暫く冷蔵庫に入れておく。

charlotte_peche7.jpg
カットした、桃のシャルロットの断面。


余った材料をワイングラスに入れてみました。
こちらも家族に好評でした。

※1 桃の香りが弱い時は、「クレーム・ド・ペシュ(桃のリキュール)」を少量加えても良い。
※2 桃の大きさによって、ピューレーの分量が変わってくるので、
   ゼラチンの量はあくまでも目安です。
※3 ババロア液が足りない時はワインゼリーの量を多くして調節してください。
※ チャービルは、ケーキをカットする前か後に飾りつけた方がきれいに仕上がるかも。

Posted by yoko at August 3, 2004 12:33 PM | TrackBack
Trackback  URL:http://yokon.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/32
Comments
Post a comment(コメントの投稿)